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“なかとりもち” として

御製

「御製」とは天皇陛下がお創りになられた詩歌のことです。

昨夜、福井県神道青年会のメンバーと共に、激動の昭和を国民と共に歩まれた昭和天皇の御製を勉強しました。
講師は、越前町気比庄に鎮座する気比神社 角鹿宮司さんです。角鹿宮司さんは皇學館大學の先輩で、現在は郷土歴史博物館の学芸員もされており、本当に博学!
浅学の私にとって、本当に頼れる先輩です。

角鹿先輩いわく。
「御製は、良い歌だとかの判断ではなく、日本国の安寧と国民の幸せ、そして世界の平和を祈られている陛下にしかお創りになれない歌であり、一首ごとに陛下の御優しさが溢れている。」のだそうです。
昨夜、何首かにふれ本当にそう思いました。

山山の 色はあらたに みゆれども わがまつりごとは いかにあるらむ

これは昭和3年、御即位されて初めての歌会始での御製です。詠み人の坊城俊民氏は、「この御心は御生涯お変わりない。」と後に述べられたそうで、昭和陛下の国を想う強いお気持ちが込められていますよね。


身はいかに なるともいくさ とどめけり ただたふれゆく 民をおもひて

終戦の御詔勅をお出しになられた折の一首です。この大御心にふれ国民は戦いを収め国家再興に向けて歩み始めるのです。現代に生きる我々にはピンと来ないかもしれませんが、国家元首の一言により全国民がパタッと戦いを止める国は他には考えらません。角鹿先輩も「奇跡だ」と仰っていました。「身はいかに・・」この御一言の重みを感じました。


地震(なゐ)にゆられ 火に焼かれても 越の民 よく堪へてここに たちなほりたり

福井への行幸啓の際にはこう御詠みになられました。
天皇を頂いている有り難さを改めて想いました。


これまで大切なことは解ってはいたのですが、なかなか触れられないでいました。
この勉強会により、御製の有り難さやその重みを再確認できました。これからも大御心を頂いて努力し続けたいと想います。また、このページでも少しづつ紹介していきたいと思います。



こころざし 高き青年神職(わこうど) 相つどひ 大御心に ふれていざたつ

詠んでみました・・・ どうですか?(^_^;)
by fukuigokoku | 2006-03-05 13:21 | 思うところ | Comments(0)