2011年 09月 03日
日輪の遺産
久しぶりに映画を観に行きました!
全編福井ロケの『へそもり』も観たかったのですが、「ぜひ観て欲しい」と招待券を頂いていたこともあり、
浅田次郎さん原作の『日輪の遺産』を観ることに(^^)
結論から言うと、大変いい映画でした!感動しました!
マッカーサーから奪取した200兆円にものぼる財宝を、戦後の我が国の復興のために
命がけで隠匿するよう、3人の兵士に任務が課せられます。
その担いを受けた3人の兵士と、呼集された20人の女学生。
昭和20年8月10日~15日というポツダム宣言をいよいよ受諾する間際、
様々な思いや野望が渦巻く中で、彼らや少女たちが一致結束しその任務を遂行していく純真な姿。
そして、最後のクライマックスには、12~13才の女学生が「弟や妹たち、そして日本の明るい未来のため」と、自ら盾となる姿に心からの感動を覚えました。
日本の再生を信じ命がけで任務を遂行する少女たち。
この物語はフィクションですが、ここに登場する少女たちから、私たちは学ぶべきところがあるのではないかと思います。
お勧めです!ぜひご覧下さい!
◆最後のスーちゃんの台詞
みんな泣かないで。
これはちっとも悲しいことじゃないんだから。
軍隊が降参しても、この秘密の宝物さえあれば、いつの日か、日本は新しくなるの。
弟や妹たちが飢えずにすむの。
だから、みんなで鬼になって、この宝物を守ろう・・・
ありがとう、みんな、わかってくれて・・・
◇『日輪の遺産』予告編 http://www.youtube.com/watch?v=U9dPgv96HM0
これを読んで以来、浅田次郎ファンになりました。映画はまだ観てないけど、期待できそうやね。