ブログトップ | ログイン

“なかとりもち” として

第二の拉致問題

昨日、当社会館にて「北朝鮮での極貧と圧制の日々40年」をテーマにした、第二の拉致問題特別講演会が開催されました。

講師は斉藤博子氏。
斉藤さんは、北朝鮮から脱北した日本人妻で福井県鯖江市のご出身です。

この講演を聞き「やっぱりそうだったのか」と感じたことは、日本人妻の方々は朝鮮総連の面々に、『だまされて』北に連れられたという事です。
私は、一方的にしかも暴力的に拉致された拉致被害者の方々と、少なくとも自分の意志で北に渡った方々には、大きな差があるなぁと思っていました。
拉致は紛れも無い主権の侵害であり、国家による重大な犯罪です。
ですが、この日本人妻帰還事業も、北の指導者から命令が発せられた、国家ぐるみの集団誘拐ともいうべきものであるとうい事を、昨日の講演会で理解しました。

斉藤さんが送った40年はそれは悲惨な生活だったようです。
食べ物もろくに無く、電力の供給は不安定極まりなく、水不足で極々まれにしかお風呂にも入れないような劣悪な環境。
更には公開処刑には絶対に見学に行かなければならず、赤ちゃんの腹をかっさばいて、ヤミでさばく「銅」を隠す親など。
今の私たちには想像も出来ない話だけれども、リアルな北の「今」を聞かせていただきました。

斉藤さんのお話の中で、もう一つ気になった事は、「今の日本人は冷たい。隣に誰が住んでいるのかもわからない。北の方が『向こう三軒両隣』という言葉がしっくり来ていて、コミュニティがしっかりしている」というお話です。
そして、日本に帰ってきて、ゴミ捨て場に捨てられていたお肉を見て驚いたとも話されていました。
この2つの話。
私たちは肝に銘じなければならない事だと思います。

何はともあれ、日本人妻の方々もどんどん高齢化をしています。
第二の拉致ともいわれるこの問題。拉致事件同様に早期に解決すべき大きな問題であることは間違いありません。

第二の拉致問題_f0067122_09575776.jpg

by fukuigokoku | 2014-04-20 09:58 | 境内の様子 | Comments(0)