2017年 12月 13日
大丈夫守 水玉(小)
左内先生と、主君である松平春嶽公、そして母親の梅尾との深い絆を表した「大丈夫守 水玉」。
今回はよりお持ち頂き易いように小さいサイズを奉製させて頂いた次第です。
ぜひ大切な人にお贈り下さい(^^)
「大丈夫守 水玉」に関しては、下記の過去掲載文をご覧下さい。
「大丈夫守 水玉」(「なかとりもちとして」平成29年12月20日掲載文を転記)
新しい「大丈夫守」が登場です!
当社の御祭神のお一人 橋本左内先生が、安政の大獄により囚われの身であったとき、藩主 松平春嶽より「麝香(じゃこう)」を賜ります。
左内先生は、それをもったいないとし、封を開けずに故郷の母に贈りました。囚われの身となり母に心配を掛けていたからでありましょう。
それを手にされた、母 梅尾は左内先生から届いた「麝香」を、後に処刑された左内先生の形見として生涯大事にとっておかれました。
普段、左内先生に対して大変厳しい母でしたが、このエピソードから深い親子愛を感じます。
この春嶽から左内、そして梅尾に贈られた「麝香」が包まれていたのが水玉模様の越前和紙であり、その和紙は現在でも越前和紙の名跡である、岩野平三郎家に手漉きの業が伝えられています。
「水玉に包まれた大切なひとへのおもひ」幸福度日本一の福井県らしいものがたりだと思います。
主君と家臣の間にある信頼と絆や、親子愛の厳しさと深さ、優しさを感じられることが幸福であることを私たちは認識すべきではないでしょうか。
そんな強い思いの込められたお守りです。ぜひ大切な方にお贈り下さい(^^)
