2007年 04月 26日
『百人斬り裁判から南京へ』
このブログのライフログでも紹介させて頂いていますが、『百人斬り裁判から南京へ』という本です。
ご承知の通り稲田先生は、弁護士として所謂「南京大虐殺」の象徴とされる「百人斬り」が捏造記事に端を発したもので、無実の罪で処刑された2人の将校の名誉回復の為に、文字通り命がけで戦われました。
この本にはそこに至った経緯から、裁判の状況が詳細にしかも解り易く記されています。
是非ぜひこの本を読んで、いかにして虚報が政治利用され、そのことが私たちの国の国益をどれほど損ねているか。改めて知って頂ければなぁと思います。
「国家の名誉を守る。私はそのことのために永田町にきた。闘いは今、始まった。」
最後はこう締めくくられています。
私たちも、私たちの国の名誉、そして私たちの先人の名誉を回復するために、もっともっと知らなければならないことがあるのではないでしょうか。
それほど、この裁判の不当性は言語道断であり、両少尉やご遺族の無念さは計り知れません。
一人でも多くの方に、この本を通して真実を知って欲しいと思います。